Excelで数学の「数式」を入力する方法

Office製品

 Excelで数学の計算式を入力する方法をご紹介します。

 数式というと、一般には Y=X+1 などを指しますがExcelでは、x^2などを表します。

 簡単なものは、この表記方法で理解できますが、複雑なものになると、どこまでが分母なのか分かり難くなったります。「計算式」を表示するには、数学の計算式の表示方法を使うと、だれでも理解できます。
 
 Wordの場合は、メニューバーの[挿入]⇒[記号と特殊文字]グループの[数式]で簡単に記入できます。
 ところが、Excelの場合、この[数式]はどうやって記入するのか。これが、今日のテーマです。

数式を書く方法(その1)

①[挿入]タブ
②[テキスト]グループの[オブジェクト]
③「オブジェクトの挿入」ダイアログが開くので、「Microsoft数式3.0」を選択。
④[OK]をクリック

 すると、下の画像のような数式挿入バーが表示されます。この使い方は、説明不要でしょう。

 これを使うと下の画像のような数式を記入できます。

数式を書く方法(その2)

 管理人が使っているExcel2010では、「数式」メニューが用意されています。いつから追加になったか不明ですが、こちらの方が手早くできます。

1.[挿入]タブ ⇒ 右端の[記号と特殊文字]グループの[数式](「π」のアイコン)をクリック

2.[数式ツール]タブが開くので、必要な数式を入力していく。

文字上のバー(オーバーライン)を表示する方法

 数式では、変数文字の上にバーを書いたりするケースもあります。また、x1、x2のように文字の右下に小さな添え字の数字が付くこともよくあります。これも正確に書きましょう。

 [数字ツール]の[アクセント]をクリック。

 開いたリストの中から、必要なものを選択します。

一般的な方法で数式を書く場合のFont

 数式を書いて見て違和感を覚えるのが「X」の形状です。せっかくの数式がぎこちないものに感じます。やはり、「x」は教科書に載っているようなフォントで書くときれいです。

 上記の方法で数式を記載する場合、Fontの変更はできません。ちょっとした数式を書く時のFontは、「Times New Roman」を「斜体」表示にするとキレイです。