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「Exロックフォルダ」をWindows10で使う

 パソコンの中のフォルダーや外付けバードディスクの内のフォルダーを”ごみ箱”などのシステムフォルダに偽装することができるソフト「Exロックフォルダ」は便利で気に入っています。

 このソフトが作られたのは、起動ファイルのタイムスタンプを見ると2006年8月10日となっています(Ver.1.4.8)。今から10年以上前のソフトですが、使いやすいので今でも使っています。

「Exロックフォルダ」が使えなくなった

OSがVISTAの頃から使っていたのですが、久しぶりに使おうとしたら動作がおかしい。
偽装しようとすると、パスワードの入力を求められ、正しいパスワードを入力しても『パスワードが違います。』と表示され、偽装ができない。設定を変更したくても、パスワードが認証されないので、そもそも設定画面自体を開くことができない。



 管理人のパソコンのOSはWindows10。
 「Windows10」になったので使えなくなったのか、とも思ったのですが、Windows10にアップグレードした後も使った記憶があります。

 原因が分からないのですが、Windows10の更新プログラムが影響しているのかも。
古いソフトなので、そのうち使えなくなるだろうと思っていたので、それほどの驚きはありません。

 偽装したフォルダを簡単に偽装解除する方法を知っているので、使えなくなったら諦める。
 そうは言っても、使えないとやはり困ります。

 そこで、別のソフトを探してみました。見つけたのが『SecretFolder』というフリーソフト。フォルダを非表示にしてエクスプローラなどのファイラーから完全に見えなくするソフトです。現在のバージョンは『v4.7.0.0』です。

 とても使いやすそうなソフトだと思ったら、とんでもない”馬鹿ソフト“でした。

 外付けハードディスクのフォルダを非表示にしても、この外付けハードディスクを取り外して再度つなげると、隠したはずのフォルダが丸見えになっている。これじゃあ、使い物にならない。さらに、ソフトを閉じた後、エクスプローラが勝手に起動して広告が表示される。ちょっと不快なソフト・・というか、とても危険なソフトです。どこに飛ばされるかは会社の意のままなのですから。こんなことをするソフトを作ったのはどこかと調べたら、やはり韓国製でした。

 このソフトがどれだけ危険か分かりますか。現在の会社に悪意がないとしても、その会社を買収する悪意のある人物(会社)がいるかもしれません。バックドアを作っているようなものなので、やりたい放題のことができます。こんな危ないソフトは削除した方が無難でしょう。

 そこで、大崎さんという方が作成した「Exロックフォルダ」を使えるようにすることにしました。

「Exロックフォルダ」が使えるようになった

最初に書きますが、一度コンピュータにインストールした「Exロックフォルダ」は、ソフトを削除しても最初の起動時に登録した「起動時パスワード」は生きているので、最初に設定した「起動時パスワード」を忘れてしまうと、再インストールしたとしても、ソフトは起動できません。

管理人は、「起動時パスワード」を覚えているので、その前提で説明します。
1.[コントロールパネル] ⇒ [プログラムと機能]から「Exロックフォルダ」を削除します。

2.Vectorから「Exロックフォルダ 1.4.8」をダウンロードします。

3.ダウンロードしたZIPファイル「LockFoldWithRTVer1_4_8.zip」を解凍。「LockFoldWithRTVer1_4_8」というフォルダができます。その中の「LockFold.EXE」をクリックしてもインストールはできません。古いソフトなので、Windows10では下のようなエラーメッセージが出ます。



 そこで、この実行ファイル「LockFold.EXE」を右クリック ⇒ [プロパティ] 。[LockFolder.EXEのプロパティ]が開くので、[互換性]タブの[互換モード]にチェックを入れて[OK]。



 これでインストールできます。
 開いている全てのプログラムを閉じ、「LockFold.EXE」を右クリック ⇒ [管理者として実行]。インストールします。たぶん、再起動した方が良いでしょう。なにしろ、古いソフトなので。

 デスクトップの「Exロックフォルダ」アイコンをクリックして、パスワードを入力。
 すると「パスワードが違います。」とエラーメッセージが出ます。[OK]をクリックしてエラーメッセージを消し、入力されているパスワードを[Delete]キーで消し、再度、パスワードを入力します。たぶん、二度目に認証されると思います。

 「Exロックフォルダ」の設定画面が開くので、念のため、パスワードを変更しておいた方が良いでしょう。

偽装フォルダの偽装を解除できなくなった場合

 この古いソフトを使っていると、いつの日か必ずトラブルが起きると思います。特に怖いのが、偽装したフォルダの偽装解除ができなくなってしまうことでしょう。

 しかし、これはまったく問題ありません。偽装は簡単に解除できます。方法は過去記事で公開しています。

 『「Exロックフォルダ」でロックしたフォルダのロックを解除する方法

 「Exロックフォルダ」に関して、こんな記事も書いています。
 『「Exロックフォルダ」をWindows7で使う

追記します。
 Vectorの「Exロックフォルダ」に対するコメント欄を読んで唖然としました。小中学生のコメントでしょうね。このソフトに何を期待していたのでしょうか。管理人にはとても不思議に思えるコメントが並んでいました。

 ここまで書いていて、ふと、今回の問題は、「二重認証」になっただけではないか? という考えが浮かびました。つまり、Windows10のアップデートの影響で、古いソフトのパスワードを二回入力する機能だけが表に出た。
でも、何度も何度も試してもパスワードが認証できなかったのは事実。一回目で「パスワードが違います。」と表示されると、当然、再度、入力し直したはず。それでも認証されなかった。

 ん~? やはり、原因は分かりません。[右クリック] ⇒ [送る]の機能も使えます。パスワードの二回入力を求められますが。そして、一回目は「パスワードが違います。」と表示されます。

画面をキャプチャするなら「SETUNA2」がおすすめ

 Windowsには「Snipping Tool」という画面キャプチャツールが同梱されています。Windows10になってから改良されたという記事をどこかで読んだので試して見ました。

 その結果は「使えないソフト」。使い勝手はいまいちです。

 Windowsに同胞してあるソフトは使えないものばかりなので期待していなかったのですが、やはりダメソフトです。

 管理人は、画面キャプチャには「SETUNA2」というフリーソフトを使っています。このソフトはとても使いやすく重宝しており、ほぼ毎日使っています。

 今日は、なぜ「Snipping Tool」が使いにくいのか、なぜ「SETUNA2」が使いやすいのかという視点で書きたいと思います。

画面キャプチャはどんな時に使うのか

 画面キャプチャはどんな時に使うのでしょうか。

 管理人は、以下のケースでよく使います。

1.ソフトなどの操作手順を示すために、手順毎に画面をキャプチャ

2.ネットで見つけた写真の元画像を画像検索したいが、その写真がフラッシュや動画上にあるためできない。このため欲しい画像をキャプチャして、それをGoogle画像検索の窓にドロップし元画像を検索。

3.コピー制限のあるサイトの数値や文字列はコピーできないので、これをキャプチャ。その後、文字を打ち込む画面を起動して、キャプチャした画面を見ながら文字や数値を正確に打ち込む。認証コードなどの打ち込み間違いが無いかを確認する時にも使います。

4.ネットで見つけたある文章を引用したい時、単純にコピーペするのではなく、途中を一部省略したりする場合、原文をキャプチャして表示させておき、それを見ながら調整することもあります。

5.ブラウザのタブ表示を切り替えるとき、切り替える前の情報と新しく開いたタブの情報を比較したい時、一方をキャプチャして表示させて比較します。

 以上のように、キャプチャした画像は、保存するとは限りません。その場限りで保存せずに消してしまうこともよくあります。
 このような使い方をするキャプチャソフトに求められる機能とはどのようなものでしょうか。

キャプチャソフトに求められる機能とは

 上のような用途で頻繁に利用するキャプチャソフトには、最低でも以下の機能が求められます。

1.邪魔にならない
 起動しているかどうか分からないほど「自己アピール」をしないソフト。使うたびにいちいちソフト名をでかでかと表示するようなソフトは問題外です。「Snipping Tool」はこの意味で早くも失格です。

2.複数の方法でソフトを起動できること
 プルダウンメニューを開いた状態をキャプチャしたい場合、カーソルを動かさずにキャプチャする必要があります。カーソルを動かすとプルダウンメニューが消えてしまうからです。また、全画面キャプチャではなく、小さな範囲のキャプチャを頻繁にやりたい場合もあり、このような場合、ソフトの起動が複数の方法でできるととても便利です。

3.PNG形式で保存できること
 文字などをキャプチャする場合、できるだけクッキリした画像で保存する必要があります。保存形式でPNG形式をすぐに選択できることも重要な点です。管理人は、キャプチャ画像は必ずPNG形式で保存します。JPG形式にするのは、文字入れ加工後の最後の段階になります。または、画像によってはPNG形式のままでアップします。

4.瞬時にキャプチャ設定画面になる
 キャプチャソフトが起動していても、キャプチャしようとすると手間がかかる(設定画面が開くなど)のでは使えないソフトです。ソフトの呼び出し⇒キャプチャする範囲を選択⇒保存 の3ステップだけでできなければ不合格です。

 この全ての操作をできるのが[SETUNA2]です。特に、4.の操作性は他の類似ソフトと比べても群を抜いています。

ソフトのダウンロード

 このソフトは、2008年10月29日公開の古いものですが、Windows10で問題なく使えます。

 ソフトのダウンロードは、製作者さんのサイトから行います。(2017年5月現在、作者さんのサイトが閉鎖されているため、ダウンロードできません。以前も閉鎖したことがあるようなので、もしかしたら再開するかも。どうしても欲しいという方は、下の画像をクリック)

 ソフトをダウンロードしたら、[SETUNA.exe]をダブルクリックしてソフトを起動します。

 このソフトはスタンドアローンなので、インストールする必要はありません。[SETUNA]のフォルダをどこか邪魔にならない場所に移動し、[SETUNA.exe]を「スタート画面にピン留め」すれば、タスクバーからいつでも起動できます。管理人は、使用頻度が高いため、スタートアップに登録しています。

使い方

 このソフトは、本来は「キャプチャー式付箋ソフト」なのだそうです。管理人は付箋ソフトは使わないので、付箋機能は使ったことがありません。そこで、キャプチャ方法のみ説明します。

 様々な設定カスタマイズができるようですが、基本的にはデフォルトのままで問題ありません。

 デフォルトでは、パソコン画面の上か左の縁をクリックするとキャプチャ状態になります。または、[CTRL]+[1]でもキャプチャできます(ホットキーを有効にするにチェックを入れる)。このチェックは必ず入れて下さい。縁のクリックではなく全体をキャプチャする必要がある場合が必ず起こります。

 <使い方>
1.画面左端をクリック。カーソルが「十字」に変化
2.キャプチャする範囲をクリック&ドロー。マウスから指を離した時点でキャプチャ完了
3.キャプチャした画像上で[右クリック] ⇒ [PNG形式で保存]
これだけでキャプチャ画像がデスクトップに保存されます。通常のソフトのような「名前をつけて・・・」といった設定画面は一切表示されず保存完了です。

4.キャプチャした画像上で[右クリック] ⇒ [切り取り]
 キャプチャした画像を削除します。

 紹介は以上です。

 このサイトでは、古いソフトも多く紹介しています。その理由は、使いやすいから。

 普段使うソフトは、使いやすさが一番です。

 ソフト開発者の方はどんどん高機能化を目指し、その結果、誰も使わないソフトになる・・・という落とし穴に陥るように思います。

 管理人がエクスプローラの代わりにいつも使っているフリーのファイラー「SeeZ」はとても洗練されたソフトで、全く不満はありません。開発者の「如月柚葉」さんは2008年12月20日のバージョン2.04をもって開発を停止していますが、現在でも機能面でまったく問題ありません。

 たくさん機能を付けるのではなく、操作手順をいかに少なくできるかが使いやすさのバロメーターになるように思います。

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写真から身長を推測する方法

 写真に写っているある対象物から、別の対象物の大きさを推測することは可能です。

 特に、二人で並んで写っている写真の場合、誤差を最小限に抑えることができるので、計測精度は高い・・・・筈です。
 では、計測精度はどの程度なのでしょうか。

 実際にやってみたいと思います。

 サンプルとして、下の写真を使います。Wikipediaで公開されている有名なツーショット写真です。

 ここで、マッカーサーの身長は183cm、昭和天皇の身長は165cmであったとされているので、今回はこの数値が正しいものとして基準値に使用します。

Macarthur_hirohito

Source: Wikipedia 「ダグラス・マッカーサー

写真の計測ソフト

 写真の中の対象物の計測には、定規ソフト「HiRuler v1.35」を使います。このフリーソフトはVectorからダウンロードできます。

 ソフトを起動し、まず、マッカーサーの身長を計測します。下のラインは踵に合わせます。

 計測誤差を少なくするために、3回計測し、その平均を算出します。その値は「142.22」でした。この値は無次元です。

 同様に天皇陛下の身長を計測します。計測値の平均は「129.08」でした。

 あとは単純な比例計算です。
 マッカーサーの身長183cmに対する天皇陛下の身長は、166.09cmと算出されました。誤差は1cmです。

 今回基準値としたのは、実際のところ、いつ時点の身長なのか不明です。人間の身長は年齢により2cm程度変化します。この意味において、今回の計測のためにはあまりよいサンプルとは言えないのですが、算出された数値は妥当な範囲に収まっているように思います。

 この写真をサンプルとして使った理由は、計測誤差が少ないと思ったからです。二人の人物がカメラに対して横一線に並んでいます。

 現在ではスマホのアプリで、スマホ画面に映っている対象物までの距離を計測できたり、高さを計測できたりととても便利になりました。
 管理人がこれらのアプリを使っていて思うのは、やはり誤差についてです。誤差を補正する方法はいくつかあるのですが、スタジア測量の誤差が大きくて補則を行った経験のある管理人にとっては、表示されている数値は信用できないと感じます。スタジア測量は誤差がとても大きくなります。

 今回計測に使った定規ソフトは、「そうそうTOWN」の管理人「そうそう」さんが作られたもので、使い勝ってがとても良いと思います。

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