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中国って、戦争できないのでは?

 中国の軍事的圧力強化について、最近話題にのぼる機会が増えたように思います。
 中国の人口は13億8271万人(2016年末)なのだそうです。こんな人口の多い国と戦争をしようとする国はいないのではないでしょうか。人口の多さも中国の脅威の一つになっているように思います。

 ところで、中国では、増加する人口を抑えるために「一人っ子政策(独生子女政策)」が採られ、とりわけ、1979年から2015年まで導入された厳格な人口抑制策によってこれが徹底されました。

 1979年生まれの人は、今年38歳。つまり、38歳よりも若い年齢の人には兄弟姉妹がいないということになります。

 中国人の親たちは、この秘蔵っ子を大切に育てました。彼らにとってかけがえのない子供です。
 それが、戦争で亡くなったとしたらどうでしょう。

 戦死者が一人二人のうちは問題にされないでしょうか、10人、100人、1000人、10000人と戦死者が増加すると、国内はパニック状態になるのではないでしょうか。中国国民は、天安門を目指して集まり、反戦を訴える。そうなったら、戦争の継続は不可能でしょう。

 「六四天安門事件」の時のように、国民に向けて発砲するような政府は存続できないのではないでしょうか。

 中国軍は、どの戦線でも総崩れになるような気がします。年老いた親を残して戦死するわけにはいきません。特権階級である共産党員に義理立てし、命を捨てようと思う兵士もいないように思います。

 1962年に中国がインドに侵攻し生じた中印国境紛争での中国側の戦死者は722人となっています(Wikipedia)。当時でさえ、この規模の戦死者を出すと停戦せざるを得なかった。一人っ子政策の子供たちが主力の兵士である中国軍が、もし、この規模の戦死者を出したとしたら、政権が持たないことは間違いないでしょう。共産党の崩壊、中国の分裂と一気に加速するのではないでしょうか。

 事件・事故で数百人亡くなっても、それは1回限りのこと。しかし、戦争の場合は、その後、どれだけ戦死者が拡大していくか誰にも分からない。親たちがパニックになるのは想像に難くない。

 結局、今の中国は戦争することができない。たぶん、1000人規模の戦死者を出せば、共産党政権は簡単に崩壊してしまうように思います。人間一人の命の値段はとても安い国ですが、兵士一人の命の価値はかつてなく高価だということです。中国軍を崩壊させるためにはミサイルは厳禁。プロパガンダに使われます。それよりも、狙撃で少しずつ兵力を削いでゆく方法が有効でしょう。

 だから、なんなの? そんな気もしますが、このことを誰も指摘しないので書いてみました。
 100年後には、今の中国という国は存在しないように思います。いくつかの小国家に分裂しているのではないでしょうか。