花粉症対策:目が痛がゆい

生活編


 花粉が猛威を振るう季節になりました。
 去年は何とか乗り切ったので安心していたら、今年はちょっと辛い。

 管理人が花粉症でひどくなるのは『目』。最初は、目がかゆくなり、でも、できるだけ触らないようにしていても、次第に触ると痛く感じる。そして、次第に症状は悪化してゆき、目の周辺が痒いのに触ると痛くて、触ることができない、という症状に陥ります。

 このような症状を緩和するとっておきの方法を、今日は、目の花粉症でお困りの方のために、アドバイスします。

花粉症の初期対応

 目のかゆみを最初に感じたら、直ぐに、目の周辺を濡らして粗塩をまぶし、20~30秒後にお湯で洗い流します。これは、花粉症の予防として劇的な効果があります。

 実は、昨年はこの方法だけで花粉症の季節を乗り切りました。しかし、今年はちょっと違う。

次善の策

 それでも目が痛がゆくなってしまった場合。
 『部屋の湿度を上げます!』

 100円ショップで買ったスプレーボトルに水を入れ、空中や壁に吹き付けます。

 我が家の室内壁には珪藻土を塗っているので、壁にいくら水を吹き付けてもすぐに吸収します。
 石油・ガスストーブを使っているのなら、ストーブの上に水を入れた鍋を置き、蒸気をあげます。

 この方法は、まさに劇的! あんなに痒かった目が嘘のように痒みが治まります。目のゴゴロ感もなくなり、目に触っても痛くない! 目の周辺の炎症が治まったようです。この処置をしてから1時間程度です。こんなに速く炎症が治まるとは驚きの結果でした。

 効かない目薬をさしたり、効かない薬を飲んだりする必要はありません。病院に行く必要もありません。もし、病院に行ったとしても症状が改善しないのは、皆さん、ご存じの通り。

 『花粉が飛ぶ季節』には、『花粉が飛べなくなる』ように部屋の湿度を上げる工夫が重要だと実感しました。湿度が高いと湿気を吸収した花粉は落下するので飛べません。

 ちなみに、空気清浄機も使っているのですが、役に立ったという実感は・・・皆無です。それよりも、蒸気をあげて湿度を高める方法が、管理人としては一押しです。

 後は、床に落下した花粉を掃除機を使ってきれいに吸い取れば完璧です。
 PM2.5対策として空気清浄機が売られていますが、まるで『海の水を全て吸い上げる究極のポンプ』であるかのような宣伝をしています。もし、メーカーの性能表示が正しいとしても、海の水をすべて汲み上げることのできるポンプなどあるはずもありません。汲み上げた海水の量は正しくとも、それと同じ量が入ってきたのでは意味がありません。それでは汲み上げたことにはならない。でも、機械の仕事量は達成しています。これが、空気清浄機の効果を実感できない理由なのでしょうね。

鼻の中にワセリンを塗る

 花粉症の症状が出るのは、花粉が付着した場合ではありません。花粉が弱アルカリの湿った場所に付着したとき、花粉が破裂し、胞子をまき散らします。これにより花粉症の症状が現れます。

 この胞子の破裂を防ぎ花粉症のアレルゲンである花粉の飛散を防ぐには、鼻の穴にワセリンを塗る。イギリスでは一般に知られた対策なのだとか。知らないのは日本人だけのようです。

 ワセリンは油なので、花粉が付着しても破裂することがなく、さらに、よく吸着する。

 時より、鼻の中のワセリンをティッシュで拭き取り、新しくワセリンを塗る作業をすれば完璧。

 この方法は、NHKの『ガッテン!』で紹介していた方法でおすすめです。

 ワセリンは、どの薬局でも入手可能です。ただ、油負けする体質の人は使わない方がよいようです。