心霊写真の簡単な作り方

画像処理(解像度、ジャギー処理など)

 世の中に心霊写真というものがありますが、今日はこれを作ってみることに。

 心霊写真といわれるものの中には、本物としか思えないものや明らかにトリックと分かるものがあります。今回は、本物としか思えない心霊写真の作り方をご紹介します。

 まず、心霊写真からご覧下さい。

心霊写真もどき
 心霊写真もどき

 なにやら得体の知れない手が見えます。心霊写真としては定番です。ところで、この心霊写真はピクセル単位で処理されているため、拡大してもつなぎ目などは分かりません。

 次にオリジナル画像です。本館のトップバナーに使っている写真です。この写真は2枚あり、連続して撮影したものです。場所はボリビアのスクレ市です。本館にグアダルーペ祭のカーニバルとして写真を大量にアップしていますので、よろしかったらご覧下さい。


 グアダルーペ祭のカーニバル1

グアダルーペ祭のカーニバル2
 グアダルーペ祭のカーニバル2

 手前の女性たちはポーズを決めて、2枚の写真にほとんど動きがありませんが、後ろの男性たちの動きは大きく違います。

心霊写真の作り方

 まあ、お遊びですので、悪用はしないで下さい。この心霊写真は上の2枚のオリジナル画像をマイクロソフト社が無料で提供している『Microsoft Image Composite Editor』というソフトにドロップしただけの簡単心霊写真でした。

 このフリーソフトは、パノラマ写真を作るのに使うソフトですが、『心霊写真』も簡単に作れ、拡大してもつなぎ目が一切分からないという「心霊写真メーカー」でもあります(笑)。フォトショップなどで加工すると、拡大した時に直ぐに分かってしまいますが、この方法はピクセル単位なので、拡大しても全く分かりません。くれぐれも悪用しないように。お遊びとして使って下さい。

 今回は手元にあった写真から適当に作りましたが、お遊び用に作るのであれば、体の一部が消えたり、余分な手が見えたりするように合成できる写真を2枚用意します。さらに、背景は昭和初期を思わせる場所で撮影し、画像の劣化処理をします。この方法は、たしか過去記事に書いていますが。これで、「たまたま見た祖父のアルバムで心霊写真を発見!」というお遊び写真ができあがります。この合成の特徴を知っておくと、ありえない画像を創り出すことができます。そちらの方が心霊写真を作るより面白いと思います。そのアングルからは絶対見えない物が映っている写真とか。

 このソフトのダウンロードや使い方は『過去記事』をご覧下さい。

 このサイトではこのように、ソフトの本来目的ではない使い方も時々ご紹介しています。

 また、上の写真は50kbしかないのにクッキリした画像なのにお気づきでしょうか。その秘密も過去記事でご紹介しています。
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