帝国ホテルマーガリンを買ってみた

生活編

 スーパーマーケットで見かけたマーガリン。箱には、『帝国ホテル』の文字が。

帝国ホテルマーガリン

帝国ホテルマーガリン

 帝国ホテルに2泊したことのある管理人は、早速購入(笑)。でも、本当です。

 バターに比べ、マーガリンは独特の臭いが気になります。この帝国ホテルキッチンという会社の『ホテルマーガリン』は、この臭いがそれほど気にならない。

 美味しいかと問われれば、美味しいと答える。値段相当の価値があるかと問われれば、・・・、たぶん、ありそう。

 実は、あまり、マーガリンを食べないので、よく分かりません。
 確かに美味しいし、マーガリン特有の臭いも和らいでいるように感じます。

 あまり熱の入らないコメントですが・・・。
 実は、バターと同じような風味を期待していたので、その点においては期待外れでした。

 以前、サントリーのバーで出てきたバターがあまりにも美味しくて、頭の中に、いや、舌が記憶しています。

 今回の帝国ホテルマーガリンは、確かに美味しいのですが、やはりマーガリンの域を出ていない。でも、美味しいことは間違いない。

 帝国ホテルマーガリンは、他のマーガリンに比べ「トランス脂肪酸」が少ないのが特徴です。

 天然の植物油にはほとんど含まれない「トランス脂肪酸」は、製造過程で水素を添加することで生成されるものです。健康上、問題を含む成分のようです。

 帝国ホテルマーガリンを食べてみると、直感的にヘルシーと感じるのは、「トランス脂肪酸」の量が少ないからかも。
 でも、「トランス脂肪酸」に着目するなら、「小岩井マーガリン ヘルシータイプ」が「トランス脂肪酸」の含有量が最も少ない商品です。帝国ホテルマーガリンより値段も安い。

 各メーカーのマーガリンの中でも「トランス脂肪酸」の少ないものは下の商品ですが、小岩井マーガリンがコストパフォーマンスが良さそうですね。

 帝国ホテルマーガリン トランス脂肪酸 0.05g 367円
 小岩井マーガリン ヘルシータイプ 180g トランス脂肪酸 0.03g 286円
 雪印ネオソフト 160g トランス脂肪酸 0.08g 189円

 マーガリンはほとんど食べないので、高いお金を出してまで買おうとは思わない。
 バター風味のマーガリンというものもあるのですが、成分表示を見ると買う気がしない。

 やはり、化学薬品を使わない自然の食品が一番のように思います。
 ハムスターを飼ったことのある方ならお気づきでしょうが、少し長生きしたハムスターって癌になります。エサのせいでしょうか。ライフサイクルの短い生き物に食品添加物の影響がすぐに現れるような気がします。

 昔は、食器用洗剤で野菜も洗えるというようなCMが流れていました。いつの間にか放映されなくなりましたが。当時は”成分の残留”という考え方が無かったせいです。その時代の安全基準では「安全」ということでしょう。

 時代が変われば基準も変わります。人間は変わっていないのに。基準以下だから安全と考えるのは、単なる思い込みかも。10年後には、この基準がさらに厳しくなっていて、その基準によれば、現在、毒物を食べていることにもなりかねない。

 追記します。

 最近、パンを食べる機会が増え、その時買うのは、「帝国ホテルマーガリン」(笑)。うちではこれしか買わなくなりました。高いけれど美味しい。添加物だらけの安物マーガリンは怖くて買えません。

 「トランス脂肪酸」が危険な理由。農林水産省のホームページには次のように書かれています。

トランス脂肪酸
油脂の加工・精製でできるトランス脂肪酸と天然にあるトランス脂肪酸では、健康に及ぼす影響に違いがあるのか、また、たくさんの種類があるトランス脂肪酸の中で、どのトランス脂肪酸が健康に悪影響を及ぼすのかについては、十分な科学的情報がありません。

 このHPでは、日本人は脂肪の摂取量が欧米と比較して少ないことを根拠に、もっともらしく説明しているのですが、「健康に悪影響を及ぼすのかについては、十分な科学的情報がありません」と言っておきながら、少量であれば問題がないような記述になっています。

 摂取量が多いか少ないかというすり替えの論理です。科学的情報がないのに摂取量の話をしています。

 管理人には奇妙な説明と感じるのですが。