巨大地震よりなさそうな、あり得ない設定:もしもの時の生存マニュアル:

気になること!

 ナショジオチャネルで面白い番組をやっていました。「もしもの時の生存マニュアル」という番組で、シリーズでやっているようです。

 しかし、「もしもの時」の設定がすごすぎ、番組自体がナンセンス、という気がします。そこが面白いところです。「もしもの時に備えるためのマニュアル」ではなく、「もしもの時なんて普通は起きないのだから、笑い飛ばそう」という逆転の発想なのではないでしょうか。

 今回、管理人に大受けだったのは、「海で巨大なタコに襲われたときの対処方法」。

 まず、海に入らないし、人間を襲うようなタコにお目にかかることはない。さらに、巨大タコなんて、見ることさえないのに、それに襲われることはあり得ない。

 巨大なタコに襲われ、タコの足に巻き付かれるという絶体絶命の状況に陥ったとき、あなたならどうやって脱出しますか。

 その答えがまたおもしろい。

 「吸盤をつまんで引き離す」のだそうです。吸盤をつままれたタコは痛いので放すそうです。ウソのような本当の話。

 もしもの時に備えるのは大切ですが、もしもの時までその方法を覚えていることが難しい。

 今回のように、笑い話で人に話していると忘れず、99.99999%ないと思われる事故に遭遇した場合、即座に思い出すことができるかも知れません。

 役に立つ「もしもの時の生存マニュアル」とは、実は、忘れないため仕組みが組み込まれたマニュアルなのかも知れません。