ボリビアなどで一般に見られる土壁をアドベ(スペイン語:Adobe)と言います。PhotoshopのAdobe(アドビ)とは違います(笑)。日干しレンガによく似ていますが、サイズが大きいです。
その作り方を写真を使ってご紹介します。
アドベの作り方
まず、粘土に水を加え、ワラを混ぜます。
所によっては、ここで豚の糞を混ぜることもあるようですが、今回は、シンプルな作り方です。これを良くこねます。
十分にこねた粘土を型枠の中に入れます。
型枠の隅まで粘土が行き渡るように、手で押し込みます。
粘土を徐々に加えながら、足で突き固めます。
型枠の上まで粘土が充填されたなら、専用の板をぬらし、表面を平らにします。
型枠をゆっくり外します。
これで完成です。作業時間は2、3分です。この後、天日で2日間乾燥させてできあがり。実際には、2週間、良く乾燥させてから使うそうです。
こうして作ったアドベは、建物の壁材として利用されます。
屋根材も同様な方法で作ります。この作り方は以前アップしていますので、下のリンクをご覧ください。