『妖怪予定派遣』が人気らしい

生活編

『妖怪予定派遣』をご存じでしょうか。

なんと、「リクナビ派遣」や「ヒューマンリソシア」で求人広告を掲載しています。

『妖怪予定派遣』とは何か?

この記事に関心のある方は、転職や就職を考えているのではないかと思います。

関心のある方は、大至急見てください。時間限定の求人広告です。あっという間に消されると思います。

複数の大手求人会社、転職エージェントがこのような求人広告を掲載すると迫力がありますね。

応募者が殺到したらどうするんだろう。

この広告は、「担当者が気づくまでの」期限限定広告です。

『妖怪予定派遣』って言葉はとてもきれいな響きで気に入りました(笑)。まるで、ゲームのタイトルのようです。後日、この続報を掲載します。(記事を統合しました。続きを書きます。)

求人広告『妖怪予定派遣』続報!

大手求人サイトが『誤求人情報』を流した『妖怪予定派遣』について、その後の状況を報告します。

転職エージェントの動きなど、いろいろな側面で参考になります。転職を考えている方には必見かも?

10月13日、『妖怪予定派遣』についての求人情報を見つけました。午前9時台です。

「不思議な職種があるものだ」と興味を持ったので、いろいろ調べてみました。通常の求人広告なら、看護師とかエンジニアとか外資系とか書いてありますが、こんな職種は見たことない。でも、楽しい職種のようです。転職先としては有望かも。 何しろ「人気の妖怪予定派遣」と書いてあるので、今注目の職種らしい。

でも、求人内容を読むと、そんな求人広告ではなく、どうやら誤字らしい。

最初は、「なぁんだ、誤字か!」と思ったのですが、『妖怪予定派遣』というキャッチーな字句が頭から離れない。

もし、これが誤字だとすると、本当はどういう文字だったのか考えてみました。すると、[youkai]ではなく、[gyoukai]と打とうとして、[g]の字が抜けてしまったのではないかと推測できました。担当者はローマ字打ちのようです。

次の関心は、この間違いにいつ気づくのかということ。web上のウォッチングを開始します。ところが、意外に早く間違いに気づいたようです。とても残念です。もっと楽しみたかったのに。うちの2つサイトで指摘した後なのですが、たぶん、自分で気づいたのだと思います。正午前には、検索エンジンから表示が消えました。この誤った求人情報がネット上に表示されていたのは2~3時間程度のようです。

管理人が関心を持ったのは、検索エンジン上で訂正が素早く反映されたことです。ロボットはこんなに頻繁に巡回していないので、直接、ロボットを呼び込む対応をしたのでしょう。fetchか?

ということは、転職エージェント会社がそのような対応に慣れているということ。つまり、誤配信は日常的に起きているということかなぁ、と思いました。

人間がやることなので、当然ミスはあります。それはそれでかまわないのですが、今回の事案では、『妖怪予定派遣』というとてもユニークな誤字になってしまったことで管理人の関心を引いてしまいました。

ところで、正しい求人広告と思われる『業界予定派遣』ですが、これも謎です(笑)。この意味を考えると眠れなくなりそうです。『派遣』の仕事に『予定』が付いています。とても怪しい曖昧な表記です。禁止用語っぽい、危ない表記です。『人気の業界派遣』を保障するものではなく、あくまでも予定ですよ、という責任回避姿勢がひしひしと伝わってくる文言です。

実は、「業界」と「妖怪」という言葉遊びで注目を集めようとした斬新的な求人広告だったのではないかと思ったりもしたのですが、広告が削除されたので誤字だったことが判明しました。

わずか6文字、そして1字の欠落で、これだけの記事が書けるのですから、恐るべし『妖怪予定派遣』です。

「紹介予定派遣」という働き方とは?

『予定派遣』という言葉が気になったので調べてみると、「紹介予定派遣」という制度があるようです。これは、2000年末にできた派遣制度のようです。

『紹介予定派遣とは、派遣期間(最長6ヶ月)終了後、本人と派遣先企業双方合意のもとに社員となる働き方です。 一定期間「派遣」で働くことで実際の仕事内容や職場を見極められ、未経験でも希望の仕事に就けるチャンスがあります。 また、自分だけでは探せなかった企業に出会え、転職活動にかかる労力や時間も節約できます。(テンプグループ)』

この説明を理解できる人が何人いるかは知りませんが、派遣会社の儲けの部分を書いていないから訳の分からない文章になっているのでしょうね。何が『制度』となったのかがさっぱり分かりません。派遣で来た人が優秀なら派遣先の会社が正社員として採用しようとするのはよくある話。結局、何が変わったのだろう?

この程度のことも誰もが分かるように表示できないということは、『妖怪予定派遣』という言葉も、あながち間違っていないのかも知れません。