『そうだ、秩父に行こう!』行ってみたらすごい混みようで恐ろしい所だと分かった

国内旅行

 我が家で小旅行を企画して、先日の連休、息子夫婦と一緒に秩父へ行ってきました。

 結論から書くと、連休中に絶対行ってはいけない場所、それが『秩父』。
 交通渋滞が激しくひどい目に遭いました。

 関越自動車道が大渋滞。ネットで調べた渋滞情報によると、関越道はほとんど真っ赤っか。そこで下に降りて一般道を使ったのですが、最初はスムーズに流れていた道も秩父に近づくにつれ渋滞が始まり、秩父の市内に入る頃には大渋滞。全然進まない。

 市内に入ってからもどこへ行っても大渋滞。当然、駐車場に入るのも一苦労。
 これだけ市内の道路が渋滞していると、バスは機能不全に陥っていると思います。つまり、移動手段は徒歩が一番早い!

 電車で行くと良いかというと、電車も観光客で一杯。秩父までの直通電車の本数が限られているからです。「秩父まで電車1本で便利!」 という脳天気な記事を見ると無性にムカつきます。

 秩父市内はどの店も人で溢れています。昼食時は空いている店がない。午後2時でも有名店は1時間待ちでしょう。数えてみたら店の前に20人並んでいました。

 連休に秩父に行くこと自体が間違いだと痛感しました。

 道路の渋滞は、運転していてとても疲れます。ネットで調べたら2時間程度で着くはずなのに3時間半もかかった。疲れました。

 これから紅葉の時期。休日はたくさんの人出で賑わうことでしょう。でも、それを楽しめるのはインフラが整備されている場所に限られます。秩父は無理です。『そうだ、秩父だけはやめよう』。連休に秩父に出かけるのは御法度です。

 秩父まで行く電車は平日でもとても混んでいて、帰りの切符をあらかじめ買っていないと悲惨なことになるそうです。

 息子たちは時々、雲取山に登山に行くので、秩父までの電車は平日でもとても混むということを知っていました。でも、今回は自動車なので、・・・、と思っていたようですが、関越が大渋滞ではどうしようもありません。

 計画していた秩父の名所もほとんど見ることができず帰ってきました。ネット上に、こんなに混むという情報はなかったと思います。役に立たないネット情報。

 『そうだ、秩父に行こう!』とCMを流すのなら、基礎インフラをもっと充実して欲しいものです。時間もお金も無駄に費やした秩父旅行でした。とにかく疲れた!

 『あの日CMで見た秩父の観光地を僕達はまだ知らない』

道路が混みすぎて車では移動できない

 せっかく機動性の良い車で行ったのに、道路が渋滞していて一度駐車場に入ったらもう出ることができない。駐車場に入るのにまた並ぶことになるから。

 とりあえず、駅近くの駐車場に車を駐め、歩くことにしました。

 街は「あの花」一色。至る所で見かける「あの花」。

 旧秩父橋から見た、新秩父橋。本作のキービジュアルのひとつとして登場する。危ないのでマネしてはいけません。

 秩父駅から直ぐの所にある秩父神社。水に浸すおみくじで有名なようです。

 秩父神社近くの小道

 せっかく行った秩父でしたが、今回は残念な結果に終わりました。今度(いつになることやら)、平日に訪れたいと思います。

 しかし、交通インフラが未整備な観光地にお客を誘致してはいけない。
 交通規制で自家用車での来客を制限し、鉄道の旅客輸送量を増強する・・という基本的な部分をやってもらわないと話にならない観光地という印象でした。