大量の画像に同じ文字を入れる方法

PC編

 大量の画像に同じ文字を入れる方法をご紹介します。

 GIFアニメをつくった時、全てのスライドにロゴや著作権マークを入れたりする時に便利です。

 画像のサイズが同じなら、同じ位置に文字が入ります。

方法

 いつものように、「IrfanView」を使います。

1.[ファイル]⇒[一括変換 形式/名前]
2.「ファイル形式の一括変換」ダイアログが開くので、
 画面右上の[ファイルの場所]で、画像の入っているフォルダを選択し、ダブルクリックして画像一覧を表示。

 ①[全て追加]をクリック。下のボックスに、上と同じ画像リストが表示される。
 ②[詳細設定を使用]にチェックをいれ、
 ③[詳細設定]のボタンをクリック。
 ④のボタンは、[詳細設定]終了後に、この画面に戻るので、その時クリック。

 「保存フォルダ」は、専用のフォルダを指定した方が良いでしょう。

3.上の操作で、[詳細設定]のボタンをクリックすると、下の[一括変換の詳細設定]ダイアログが開く。

  [テキストを追加]にチェックを入れ、[OK]。

4.以下の[テキストの挿入]ダイアログが開きます。
 ここでテキストの配置を設定するのですが、これが結構難しいです。何度か試してみて下さい。

 ① まず、幅と高さを修正する画像の大きさにします。
 ② 後の設定は、とりあえず、下の画像のようにして、どのように出力されるか確認してから、適宜修正して下さい。
 ③ [フォントの選択]ボタンで、フォントの種類、大きさ、色を設定します。

 [OK]をクリックすると、前の画面に戻るので、[OK]をクリック。

 「ファイル形式の一括変換」ダイアログに戻るので、[実行]をクリック。

 これで、指定したフォルダに書き出されます。

 一度でうまくいくことはないので、何度か試してみて下さい。

 今回、25枚の画像に文字を入れてみました。

 25枚の画像の一覧は、こんな感じです。この画像はクリックすると拡大できます。

 写真は、スクレのグアダルーペ祭のパレードです。本館にたくさんアップしていますので、よろしかったらご覧下さい。

画像一覧の作り方

 ついでに、今回アップした画像一覧の作り方もご紹介します。

 25枚の画像一覧は、「複数画像の一括入力」というEXCELのアドインでつくっています。このアドインで画像を読み込んだ後、画像をすべて選択し、グループ化します。

 これをhtml形式で保存します。保存されたフォルダの中に、目的の画像が1枚、png形式で保存されています。この方法は画像の劣化を抑えることができます。他の方法で試してみれば、その違いがよく分かるのではないでしょうか。たぶん、他のサイトでは紹介していない方法だと思うのですが、確認していないので分かりません。

 今回のサンプル画像は連続写真になっています。これをGIFアニメで見てみたいという方は、下のリンクからダウンロードしてご覧下さい。サイズが大きくなったので、ダウンロード形式にしました。

  グアダルーペ祭踊り子GIFアニメのダウンロード

 (ダウンロードサービスは終了しました。)