ジョン・ウィリアム・ゴッドワード

 ジョン・ウィリアム・ゴッドワード(John William Godward)という画家をご存じでしょうか。日本ではほとんど知られていない画家です。なにしろ、Wikipediaに日本語版がないくらい日本では知名度が低い。

 彼は、 イギリスのロンドン郊外、テニスで有名なウィンブルドンのウィルトン・グローブ(Wilton Grove)で1861年8月9日に生まれました。そして、1922年12月13日に61歳で自ら命を絶ちました。ガスオーブンに頭を入れて自殺しのだそうです。このような方法で自殺する人は聞いたことがないので、人物像は推して知るべし、ということでしょうか。

 ちなみに、今年7月に開催された2017年全英オープンテニス・ウィンブルドン選手権の賞金総額は3,160万ポンド(約45億1429万円)で、男子シングルの優勝賞金は220万ポンド(約3億8000万円)でした。賞金額は毎年10%以上上昇しており、バブリーな様相を呈しています。これを聞くと何となく興ざめしてしまいます。

 さて、今回、ジョン・ウィリアム・ゴッドワードの記事を書くことにしたのは、彼の絵が素敵だから。

 ゴッドワードの描く女性は、アルフォンス・ミュシャの描く女性と雰囲気が似ているように思います。ミュシャは、1860年7月24日生まれなので、ゴッドワードより1歳年上。二人は同年代の画家だったということです。

 管理人が気に入った彼の絵画は、『A Congenial Task, 1915 』です。クリックすると拡大表示できます。

 絵が描かれた1915年は、日本では大正4年。世の中の関心は第一次世界大戦。そんな時代です。100年以上も前に描かれた絵なのに、色彩の鮮やかさには驚いてしまいます。

 ゴッドワードの絵画様式は『新古典主義(neoclassicism)』というジャンルに分類されるようです。
 Wikipediaによると、「18世紀中頃から19世紀初頭にかけて、西欧で建築・絵画・彫刻など美術分野で支配的となった芸術思潮を指す。 それまでの装飾的・官能的なバロック、ロココの流行に対する反発を背景に、より確固とした荘重な様式をもとめて古典古代、とりわけギリシァの芸術が模範とされた。」とのこと。

 ついでに、GIFアニメにしてみました。素敵な絵画は動かして観賞する。今回は、サイズが2MBにもなってしまった。こんなに大きなサイズをアップしたくないのですが、画質を優先することにしました。幅450PXの画像サイズで、動きも少ないのにこのファイルサイズには正直、何とか小さくしたかったのですが、時間がないのでこのままアップしました。

 ちなみに、オリジナルの絵画は、円形に枠取りされているので、上のような四角いフレームバージョンは存在しません。あったとしてもトリミングしたものです。この絵画全判を四角にしたバージョンは管理人が作ったものです。結構きれいに仕上がっているので、どこを追加したのか、ちょっと見には分からないと思います。

 円形のフレームは対象物をフォーカスするという面では良いのですが、画像自体の広がりが損なわれてしまうという欠点があるように思います。

下の画像は「A Fair Reflection」というタイトルの作品を加工しています。

  “Lycinna”

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